人生をあなたらしくサポート♪
兵庫県三田市の生前整理アドバイザー
わたしホーム代表すえおひろこです。

空き家になると片付けに7、8年？
お片付けの期間と税金？

両親が亡くなって空き家になった実家の片付けに要する期間として、７～８年かかると言われています。

エッ。そんなにかかるの？

と驚かれるかもしれません。

物を片付けるだけで、なぜそんなにかかるのでしょう。

それは【モノ】が【思い出の詰まったモノ＝遺品】に代わってしまっているからです。

『片付けようと何度も足を運んだけど、ひとつひとつ遺品を見ていくうちに、お母さんの思い出があふれ出てしまって、1日家にいてもまったく手につきません』

それで最初は頻繁に通っていたけれど、しだいに足が遠のいてしまうこともよくあります。

私はお寺の仕事をしていますので、法事のご案内もしています。
一般的には最初の一周忌が終わってから、三回忌、七回忌、十三回忌・・・と続きますが、実はこの区切りと片付けの7～8年かかる理由に関係があると思っています。

七回忌は休広忌(きゅうこうき)といって、
【故人があの世で徳を得て落ち着く時期】とされています。
そして、この世にいる我々の想いも、故人をやっと安心して思い偲ぶことができる時期とされています。

残されたご家族は、長い悲しみから一歩抜け出してようやく遺品と向き合う事ができるのが、この7～8年といったことではないでしょうか。

とはいえ、現代で7～8年空き家として放置しておくのは、

• 湿気などによる家の劣化
• 空き巣などの防犯的観点
• 固定資産税などの金銭的問題

など、多くの問題を抱えてしまうことにもつながります。
空き家にしておくことで固定資産税が大幅に増すケースもあります。

ご自分の気持ちを大切にしながら、計画的に遺品整理をすると同時に、実家をどう手放すか、管理していくかを考えなければなりません。

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